
Brand Story

あなたは本格焼酎をご存じですか?
本格焼酎を語るときに「日本酒」のことは欠かせません。
良質の水と日本人の主食である米を使い
麹を用いて醸してきた日本酒造りの歴史は2000年以上も遡ります。
この麹菌を使った伝統的酒造り⋆¹の技術を発展させて
500年にわたり造り続けてきた日本独自の蒸留酒、それが本格焼酎です。
あなたは本格焼酎をご存じですか?
本格焼酎を語るときに「日本酒」のことは欠かせません。
良質の水と日本人の主食である米を使い麹を用いて醸してきた日本酒造りの歴史は2000年以上も遡ります。
この麹菌を使った伝統的酒造り⋆¹の技術を発展させて500年にわたり造り続けてきた日本独自の蒸留酒、それが本格焼酎です。
⋆¹ 伝統的酒造り:本格焼酎や泡盛、日本酒といった麴菌を使った酒造りの知識や技術は2024年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された。
Our History
総合醸造企業である三和酒類は日本の南西部に位置する九州で日本酒を造ってきた酒蔵です。
私たちは日本の国菌⋆²である麹菌を使った伝統的な発酵技術を継承して
本格焼酎造りにも取り組んできました。
私たちがつくる本格焼酎は、
厳選した大麦・大麦麹と、独自に培養した酵母、
天然の清冽な水だけで醸されます。
代表銘柄の「iichiko」は
まろやかで飲み飽きしない本格焼酎のベストセラー
として日本全国で親しまれています。
⋆² 国菌:2006年10月、公益財団法人日本醸造学会大会で、日本にしか存在しない麹菌(Aspergillus oryzae)が日本を代表する菌として「国菌」に認定された。
“WASPIRITS”で
カクテルに
新たな味わいを
私たちは、本格焼酎「iichiko」で培ってきた技術を結集させて
麹由来の独特のフレーバーとふくよかな味わいを磨き上げ
アルコール度数を高めた蒸留酒としてWA-SPIRITSを誕生させました。
シンプルなソーダ割りなどでお楽しみいただけることはもちろん
新たなカクテルのベースとしてもご活用いただけます。
-
玄麦
精麦
精麦
厳選された大麦の外皮を40%
近く磨き上げる -
麹菌
製麹
蒸麦に麹菌(日本の国菌)
を加え大麦麹を作る。 -
並行複発酵(仕込み)
1つのタンクに原料を加えて
アルコール発酵を行い、もろみ
(酒母)をつくる -
常圧蒸留機
減圧蒸留機
蒸留
原料の風味が生かせる単式蒸留でもろみ(酒母)
を1回だけ蒸留。2種の蒸留方法により
異なる風味の原酒をつくることができる。 -
貯蔵・熟成
蒸留された原酒をタンクや樽でゆっくりと
貯蔵・熟成し、多彩な風味をつくる。 -
ブレンド
蒸留方法や貯蔵方法による異なる
酒質を持ったいくつかの原酒を絶妙にブレンドし、
カクテルベースに合う高アルコール度数に仕上げる。
麹菌由来の酵素によるデンブンの糖化と、酵母による糖のアルコール発酵。
これを一つのタンク内で同時期に行う技術を「並行複発酵」と呼びます。
日本酒造りで培われた日本独特の発酵方法です。
こうして出来上がったもろみ(酒母)を蒸留して
従来の焼酎の常識を覆す高アルコール度数に仕上げた
本格焼酎の進化形“WA-SPIRITS”の原酒が出来上がります。
また、「単式蒸留」と呼ばれる1回切りの蒸留も大きな特徴のひとつです。
複数回蒸留する他スピリッツと違い、原料の風味や香りを活かした原酒が出来上がります。
常圧蒸留と減圧蒸留。私たちはこの2つの製造技術を使い分けて蒸留を行います。
常圧蒸留は外気と同等の気圧でもろみを90~100℃で沸騰させます。
この過程で香気成分が生まれ、原料の風味が活きる濃醇な酒質が生成されます。
一方、沸点を下げた40~50℃でもろみを沸騰させるのが減圧蒸留。
気圧を下げた低温度蒸留により、香りの良いすっきりとした酒質が出来上がります。