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2026.10.14 

iichiko イタリアで本格始動。ローマ、ミラノ、トリノの3都市を巡るローンチイベントを開催

iichikoマスタークラスの会場となったミラノのレストラン&バー「Little Tobago」にて

2026年9月、iichiko彩天とiichiko心和が、イタリアのバーシーンに向けて本格的な展開をスタートしました。ローマ・バー・ショーへの出展を皮切りに、ミラノ、トリノへと巡り、各地でゲストシフトやマスタークラス、ペアリングディナーを実施。イタリアのバーテンダーや業界関係者に、彩天と心和の味わいとカクテルでの多彩な楽しみ方を伝えました。

一連のイベントでカクテルを手がけたのは、カペラ京都 (Capella Kyoto) のバー「YOI」の マリオ・ラ・ピエトラ(Mario la Pietra)さんです。イタリアで親しまれているネグローニから、軽快なチューハイ、料理とのペアリングまで、彩天と心和の異なる個性を生かしたカクテルが披露されました。


多くの来場者でにぎわったローマ・バー・ショー

ローンチの最初の舞台となったのは、国内外からバーテンダーやブランド、バー業界関係者が集まるローマ・バー・ショーです。 会場内の長い通路沿いに設けられたiichikoのブースでは、足を止めてじっくりと商品を眺める来場者や、試飲を求めて近づいてくる人の姿が多く見られ、途切れることなく賑わっていました。

ブースでは、彩天と心和をストレートで飲み比べられるほか、マリオ・ラ・ピエトラさんによるカクテルも提供されました。スタッフの説明にじっくりと耳を傾け、製法や味わいについて質問する来場者も多く、その関心の高さがうかがえます。彩天の力強い味わいを好む人、心和の繊細でクリーンな味わいに惹かれる人と好みは分かれたものの、どちらにも「おいしい」との声が聞かれました。

マリオさんのカクテルや本人との会話を目当てに訪れる若いバーテンダーも多く、ブースには最後まで多くの人が集まり、活気のある雰囲気が続きました。


現地パートナーであるコンパニア・デイ・カライビ(Compagnia dei Caraibi)のブースで、iichikoカクテルを紹介するMario la Pietraさん
ローマ・バー・ショーにて。コンパニア・デイ・カライビのブース

ネグローニとチューハイ、対照的な2つのカクテル

「麹ネグローニ(Koji Negroni)」は、iichiko彩天にヴェルモット・カルロ・アルベルト・ロッソ(Vermouth Carlo Alberto Red)、ビター・カルロ・アルベルト(Bitter Carlo Alberto)、コールドブリューコーヒーと京番茶を合わせたカクテルです。 コーヒーと京番茶のロースト感、ヴェルモットの豊かな風味、ビターのほろ苦さのなかでも、彩天の麦麹由来の風味はしっかりと感じられました。その旨みが全体をなめらかにつなぎ、力強いネグローニに丸みと奥行きを作りだしています。

「イチジクの葉のチューハイ(Fig Leaf Chūhai)」は、iichiko心和にイチジクの葉、パロサント、ソーダを合わせています。青々しくも柔らかさのあるイチジクの葉の独特な香り、パロサントの落ち着いた木のニュアンスが加わり、味わいはすっきりと軽やかです。心和の繊細さを残しながら穏やかに薫る、食事にも合わせやすい上品なカクテルでした。

彩天の力強さはネグローニに、心和の繊細さはチューハイに。それぞれの個性を生かした、対照的な2つのドリンクです。

「iichikoブースでカクテルを作るMario la Pietraさん
「iichikoブースでカクテルを作るMario la Pietraさん
ローマ・バー・ショーで提供された「Koji Negroni」と「Fig Leaf Chūhai」のメニュー
ローマ・バー・ショーで提供された「Koji Negroni」と「Fig Leaf Chūhai」のメニュー
iichikoブースでは、彩天と心和だけでなくシルエットの試飲も可能
iichikoブースでは、彩天と心和だけでなくシルエットの試飲も可能
ローマ・バー・ショーにて、iichiko彩天とiichiko心和を試飲する来場者
ローマ・バー・ショーにて、iichiko彩天とiichiko心和を試飲する来場者

Drink Kong Campo Marzioでのゲストシフト

ローマ・バー・ショー2日目の夜には、Drink Kongの新店舗、ドリンク・コング・カンポ・マルツィオ(Drink Kong Campo Marzio)でゲストシフトが開催されました。こちらは、ローマ中心部の歴史地区に位置し、長いバーカウンターを中心に、黒とゴールド、日本を思わせるデザイン、モダンで洗練された空間です。この夜も多くのバーテンダーや業界関係者が集まりました。

メニューは、マリオ・ラ・ピエトラさんの3種類のカクテルです。
「ジ・アザー・ライス・ネグローニ(The Other Rice Negroni)」には、iichiko心和とビター・カルロ・アルベルト、ヴェルモット・カルロ・アルベルト・ロッソ、ラタフィア・ロッシ(Ratafia Rossi)、オロロソ・シェリー、玄米茶を使用。ヴェルモットやシェリーの豊かな風味に、玄米茶の香ばしさを取り入れたネグローニのツイストです。
「チューハイ(Chūhai)」は、iichiko彩天にパロサント・コーディアル(Palo Santo Cordial)とクラリファイドしたピンクグアバ(Clarified Pink Guava)を合わせ、炭酸で軽やかに仕立てます。ローマ・バー・ショーで提供された「イチジクの葉のチューハイ」の、ピンクグアバを使ったアレンジです。

「アドニス(Adonis)」では、iichiko心和に、ヴェルモット・カルロ・アルベルト・ブレンド(Vermouth Carlo Alberto Blend)、サカリWAKA梅酒にイチジクの葉やコーヒー、京番茶の香ばしさを加えています。

バーテンダーをはじめとする多くの業界関係者が訪れ、3種類のカクテルはどれも好評でした。ネグローニ、チューハイ、アドニスという異なるスタイルそれぞれに彩天と心和の持ち味が生かされていました。

ドリンク・コング・カンポ・マルツィオにて、マリオさんのゲストシフト
ドリンク・コング・カンポ・マルツィオにて、マリオさんのゲストシフト
ドリンク・コング・カンポ・マルツィオで提供された、マリオさんによる「Chūhai」と「The Other Rice Negroni」
ドリンク・コング・カンポ・マルツィオで提供された、マリオさんによる「Chūhai」と「The Other Rice Negroni」

ミラノで iichikoマスタークラスを開催

続いて一行はミラノへ。マスタークラスを行ったLittle Tobagoは、チャイナタウンのパオロ・サルピ通りに近いグリルレストラン&カクテルバーです。柔らかな照明の下、柄を生かした壁紙やファブリック、テラコッタ、深いグリーン、ゆったりとしたソファが、くつろぎのある雰囲気をつくり出しています。

会場には、イタリアのバーテンダーやジャーナリストをはじめとする業界関係者が集まり、三和酒類 営業本部の岩見明彦部長とマリオ・ラ・ピエトラさんが登壇。岩見部長がiichiko彩天とiichiko心和について解説し、マリオさんはバーテンダーの視点から、カクテルでの生かし方を紹介しました。

マスタークラスでは、約500年にわたる焼酎の歴史をはじめ、原料、麹、蒸留という焼酎を形づくる3つの要素や、その製造工程について解説。常圧蒸留と減圧蒸留の違いにも触れながら、常圧蒸留原酒を主体とする彩天の穀物やカカオを思わせる豊かで力強い味わいと、減圧蒸留原酒を主体とする心和の花やパイナップルを思わせるクリーンで繊細な味わいを伝えました。

参加者は彩天と心和を飲み比べるとともに、マリオさんが手がけたネグローニとチューハイも試飲。それぞれの特徴がカクテルのなかで、どのように生かされるかを体験しました。彩天と心和、どちらも好評で、参加者はそれぞれの違いを楽しんでいました。

ミラノのLittle Tobagoで開催されたマスタークラス
ミラノのLittle Tobagoで開催されたマスタークラス
Marioさんによるiichikoカクテルの解説も行われました
Marioさんによるiichikoカクテルの解説も行われました
マスタークラスに登壇した、三和酒類 営業本部の岩見明彦部長
マスタークラスに登壇した、三和酒類 営業本部の岩見明彦部長
Little Tobagoでのマスタークラスには、多くのバーテンダーや業界関係者が集まりました
Little Tobagoでのマスタークラスには、多くのバーテンダーや業界関係者が集まりました
Mario la Pietraさん(右)と、Little TobagoのバーテンダーNicolò Colonnelliさん(左)
Mario la Pietraさん(右)と、Little TobagoのバーテンダーNicolò Colonnelliさん(左)

料理とiichikoカクテルのペアリングイベント

同日の夜には、ミラノのポルタ・ヴェネツィア地区にあるKanpaiで、iichikoカクテルのペアリングイベントが開催されました。Kanpaiは、日本の居酒屋料理と本格的なカクテルで知られる人気店です。会場には、バーテンダーやジャーナリストをはじめとする業界関係者が集まりました。イベントでは、マリオ・ラ・ピエトラさんが手がけた3種類のiichikoカクテルと料理が組み合わされました。

最初に提供されたのは「チューハイ」。料理には、枝豆、しめ鯖、唐揚げ、餃子といった料理に加え、照り焼き風の卵黄、鰹節、海苔、天かすを使った明太子まぜうどんが並びました。すっきりと軽やかな味わいのチューハイは、しめ鯖の酸味や唐揚げ、餃子のコクとよく合い、まぜうどんのしっかりとした味にもすんなりとなじみます。

続く「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」には、パン粉をつけて揚げた鯖に、キャベツ、自家製タルタルソース、山椒を合わせた鯖カツサンドをペアリング。香ばしいパンとソースをまとった鯖カツに、ネグローニの甘みを含んだほろ苦い味わいがよく合っています。サンドイッチとカクテルという親しみやすい組み合わせが、イタリアの食文化にぴったりハマっているような印象でした。

最後は、梅酒、コーヒー、京番茶のニュアンスをもつ「アドニス」と、柚子のクレームキャラメル。柚子の明るい香りとキャラメルのコクに、梅酒の果実味、コーヒーと京番茶の香ばしさがよく合い、コースの締めくくりとなりました。

すっきりとしたチューハイから、濃厚なネグローニ、余韻を味わうアドニスへ。料理の流れに合わせてカクテルの味わいも徐々に深まっていく構成です。

ミラノのKanpaiで開催されたペアリングイベントで、カクテルを作るマリオさん
ミラノのKanpaiで開催されたペアリングイベントで、カクテルを作るマリオさん
ペアリングイベントで提供された、マリオさんによる「チューハイ」
ペアリングイベントで提供された、マリオさんによる「チューハイ」
ペアリングイベントで提供された、マリオさんによる「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」
ペアリングイベントで提供された、マリオさんによる「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」
「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」と組み合わせた鯖カツサンド
「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」と組み合わせた鯖カツサンド

トリノのランドマーク Piano35へ

ツアーの最後に訪れたのはトリノです。会場となったPiano35は、建築家レンゾ・ピアノが設計したインテサ・サンパオロ(Intesa Sanpaolo)の高層ビルに位置し、街並みや丘陵、アルプスまで見渡せる眺望で知られています。館内にはミシュラン一つ星を獲得したレストランと、街を見渡すラウンジバーがあり、トリノのガストロノミーとミクソロジーを象徴する会場の一つです。

日中のマスタークラスには、Piano35のバーテンダーをはじめ、トリノで活動するバーテンダーや、ブルガリアなど海外から訪れたバーテンダーも参加しました。マスタークラスでは、焼酎の歴史や製法、彩天と心和の味わいや香りの違いを紹介。参加者は彩天と心和の試飲に加え、マリオ・ラ・ピエトラさんのカクテルを通して、それぞれの特徴や使い方を学びました。

夜には、同じ会場でマリオさんがゲストシフトを行いました。ガラス張りの店内からトリノの夜景を一望できるなか、多くのゲストが集まり、「ジ・アザー・ライス・ネグローニ」「チューハイ」「アドニス」を味わいました。オープンサンドやオリーブなどの軽食も並び、アペリティーボスタイルでカクテルを片手に会話を交わす、にぎやかで華やかな夜となりました。

建築家レンゾ・ピアノが設計したインテサ・サンパオロの高層ビルに位置するPiano35
建築家レンゾ・ピアノが設計したインテサ・サンパオロの高層ビルに位置するPiano35
Piano35では、アペリティーボの時間帯にマリオさんのゲストシフトが行われました
Piano35では、アペリティーボの時間帯にマリオさんのゲストシフトが行われました
マリオさんが手がけたiichikoカクテルは、ゲストから好評を集めました
マリオさんが手がけたiichikoカクテルは、ゲストから好評を集めました
Piano35にて、マリオさんのiichikoカクテルのメニュー
Piano35にて、マリオさんのiichikoカクテルのメニュー

イタリアで始まった新たな一歩

ローマ、ミラノ、トリノを巡った一連のイベントで、iichikoへの高い関心が寄せられました。来場者からは、「どこで購入できるのか」という声が聞かれたほか、味わいや製法、カクテルでの使い方についてもさまざまな質問がありました。彩天の香ばしさと力強さを好む人、心和のクリーンで繊細な味わいに惹かれる人と、どちらも注目を集め、iichikoをもっと知ろうとする様子が見られました。

特に印象的だったのは、iichikoがイタリアのカクテル文化のなかに自然に入っていったことです。ヴェルモットやビターと合わせたネグローニ、アペリティーボにも取り入れやすい軽快なチューハイ、さらに料理とのペアリング。イタリアの人々にとって馴染みのある食文化を入り口に、焼酎をより身近に味わってもらう機会となりました。

今回のローンチでは、バーショーでの試飲からマスタークラス、ゲストシフト、料理とのペアリングまで、さまざまな形でiichikoがお披露目されました。バーテンダーや業界関係者、ジャーナリスト、カクテル愛好家をはじめとする幅広い層の来場者が、味わいを楽しんでいた姿も印象に残ります。iichiko彩天とiichiko心和は、ローマ、ミラノ、トリノの3都市を巡り、イタリアのバーシーンで新たな一歩を踏み出しました。